雨の日が増えるこの時期は、部屋干しのニオイや衣類の乾きにくさが気になって、乾燥機を使う機会が多くなりますよね。
でも、せっかく時短で乾かせると思って使った乾燥機で、かえってシワやヨレが目立ってしまい、「もう一手間かかっちゃった…」なんて経験、ありませんか?
今回は、そんな乾燥機後のシワ悩みをやさしく解決してくれる、5つのちょっとした裏ワザをご紹介します。
今あるアイテムや工夫で気軽に試せる内容ばかりなので、ぜひ日々のお洗濯のヒントにしてみてくださいね。
裏ワザその1乾燥機に入れる衣類の量を少なめに
乾燥機にたくさんの衣類を入れて一気に乾燥させてしまうと、素材同士がこすれ合い、刺激や摩擦が強くかかって手入れが大変なシワにつながることがあります。
乾燥機の中には、入れる衣類が多ければ多いほど素材同士が付着してシワやヨレの原因になる摩擦・刺激が強くかかってしまうため、
- 室内干しできるもの
- すぐに着用が必要で乾燥機を使う衣類
に分けておくことがおすすめですよ。
裏ワザその2衣類の素材、ジャンルによって設定調整をする
乾燥機の使用後に大切な衣類がシワシワ、よれよれにならないためには、衣類の素材やジャンルによって乾燥機のレベルを調整することがポイントです。
たとえば、
- タオルや下着、Tシャツなど素材が軽いものは低め設定、短い時間に調整
- コートやニット、デニムなど素材が重めのものは高め設定をしつつ30分以内の乾燥にする
といった工夫を取っておくと、素材の特性に応じた乾燥機使用ができ、いつもよりもシワやヨレのレベルを低くしていくことができます。
衣類の素材やジャンルに応じた乾燥機の使い方は、繊維の上質さを守るメリットもありますよ。
裏ワザその3手のひら分の氷を入れて使う
ここ最近、主婦の間で話題になっている、乾燥機の未然シワ予防の活用法が、手のひら分の氷を入れて使うということ。
この乾燥機使用の裏ワザは、氷の水分が衣類の素材を伸ばしてうるおいを与えるため、スピーディーに衣類を乾かしながらも氷の水分がスチームの作用でシワやヨレを伸ばしてくれるのです。
裏ワザその4乾燥が終わったらすぐに取り出し放置しない
乾燥機使用後の衣類のシワシワやヨレができ、アイロンをかけてもなかなかもとに戻らないのは、乾燥機をかけてから取り出すまでの時間が長いことも原因。
その理由は、乾燥してシワになった衣類を長く放置してしまうと、素材が持つ特性上形状記憶のようにシワが刻み込まれてしまい、ある程度の時間をかけないと元の状態に戻らなくなることがあるのです。
また乾燥したての衣類は、水分や湿気を含んでいないため素材がごわごわ・ざらざら硬い状態に変わっています。
乾燥機使用後はすぐに衣類を取り出してシワを伸ばすようにすると、シワやヨレの悪化を防いで余計な手入れの手間暇がカットできますよ。
裏ワザその5しわ対策の便利グッズを活用する
身近なインターネット通販、ホームセンターなどでは、乾燥機使用後によくあるシワ対策専用のグッズが続々とリリースされ始めています。
500円~1,000円以内で買える商品が多く、
- 乾燥機のダメージから衣類を守る
- 乾燥スピードを速めてダメージを最小限に抑える
- ふっくら、ふんわり仕立てに整えるキャラ物のグッズ
- 脱水時にも使える専用ネット
といったアイテムはとても便利で、主婦や一人暮らしの方のリピーターが多いそう。
このような便利グッズを活用すると、手間暇をかけずに乾燥機使用後のシワやヨレを未然防止できますよ。
おわりに
梅雨どきや雨の多い季節、頼りになる乾燥機も、ちょっとした工夫を加えるだけで、仕上がりがぐんと快適になります。
今回ご紹介した裏ワザは、どれも今日から気軽に試せるものばかり。
シワやヨレをできるだけ防いで、衣類も気分も整った、心地よい洗濯時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
エコや節電にもつながる工夫、ぜひ日々のお洗濯に取り入れてみてくださいね。
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