冬から春先にかけてシーズンをまたいで愛用することが多いウールコートは、出番が多い分どんなお手入れが必要なのか疑問に感じていませんか?
今回はウールコートの上質さと快適な着心地を維持するために、毎日しておきたい正しいお手入れ法を解説!
次のシーズンもお気に入りのウールコートでおしゃれを楽しむべく、正しいお手入れ法をぜひ参考にしてくださいね♪
ウールコートの質を守る着用のポイント
ウールコートは素材の特性上、毛玉や色ムラ、質のごわつきやざらつきが出やすい素材でもあります。
ウールコートのこのようなよくあるトラブルを未然に予防するためには、着用にもいくつかのポイントがあるんです。
- 襟元の黄ばみを防ぐためマフラーやストールを使う
- 防水スプレーをかけておくと急な天候の変化にも安心
- ポケットにものを入れるとカタチ崩れの原因に
ウールコートの購入したてのような質感・美しいカタチを持続していくためにも、上記お伝えした3つのポイントの着用がおすすめですよ。
ウールコート着用後にしておきたい3つのお手入れ法!
ウールコートのお手入れというと、着用後に行うイメージがありましたが、実は着用中にも気を付けておきたいポイントがあるんですね。
毎日繰り返し着用することが多いウールコートなので、着用後のお手入れの詳細が気になるところ。
ここでは今日からさっそく始めておきたい、ウールコート着用後の正しいお手入れ3選をご紹介してみたいと思います。
ウールコート着用後のお手入れその1.ハンガー掛け
ウールコートを着用後は、そのまま放置してしまうと湿気による素材の傷み、カタチ崩れの原因になるため、すぐにハンガーにかけるようにしましょう。
ウールコートを着用した後のハンガー掛けのポイントは、
- 素材を支える太めのサイズのハンガーを選ぶ
- ハンガーの左右端とコートの肩幅を合わせてかける
- 他の衣類と密着させないよう、5~10㎝程度の間隔を取ってかける
ことが大切。
この際、コートのポケットにものを入れたままにしておくとポケットが不自然に膨らんでカタチ崩れの原因になるため、ポケットはまっさらな状態にしておきましょう。
ウールコート着用後のお手入れその2.ブラッシングをする
ウールコート着用後に、肩幅に合ったサイズのハンガーにかけたら、次は衣料用専用のブラシで丁寧なブラッシングをしましょう。
ウールコートのブラッシングには、
- ウールコートの絡まった繊維をほどける
- 毛玉の防止につながる
- ウール素材のなめらかさやコシが取り戻せる
という目的やメリットがあり、目に見えない汚れやホコリ、余分な湿気を取り払うことも可能になりますよ。
ウールコート着用後のお手入れその3.乾燥させる
ウールコートを着用した後の最終段階のお手入れは、乾燥させるということ。
お出かけやお仕事から帰ってきた後のコートは、心身やお肌と同じようにくたびれた状態にあります。
またこの季節は晴れていたと思っても急に雪や雨、雨雪が降るなど天候のゆらぎがあるため、ウールコートに余分な水分や湿気が溜まっている状態でもあります。
ウールコート着用後は、
- 乾燥した風通しの良い場所
- 直射日光の当たらない場所
- ヒーターの熱が伝わる場所
などでしっかり乾燥をさせてからクローゼットにしまうと、毛玉やカビの繁殖、カタチ崩れの予防になりますよ。
おわりに
大切なウールコートを長く愛用するためには、着用中の工夫・着用後の3つの正しいお手入れの積み重ねをルーティンにしていくことがポイントです。
ご紹介した3つのお手入れは、ウール素材のトップスやワンピース、化繊素材のコートにもおすすめですので、正しいお手入れを繰り返して理想の質感と快適な着心地をキープしてくださいね。
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