冬になると頻繁に起こる、バチバチとした衣類の静電気に悩んでいませんか?
静電気は冬に身に着けることが多いニット系素材に頻繁に起こるため、早めに対策を知っておきたいですよね。
今回は冬に繰り返し起こりやすい衣類の静電気について、未然に予防できる正しいお手入れ方法を解説!
正しい静電気対策を知って、いつも快適な着心地をキープしていきましょうね。
衣類の静電気が起こるのはナゼ?よくある原因と仕組み!
身に着けている衣類に静電気が起こると、それは髪にまで広がって余計な負担やストレスを抱くことがありますよね。
そもそもなぜ衣類に静電気が起こり、特に寒い季節に頻繁になるのか?
その原因は、
- 空気の乾燥や湿気の少なさ
- 衣類の素材によるもの
- 摩擦によるもの
という3つの原因があるんです。
静電気の原因となる電気物質の余分な蓄積は、空気が乾燥し湿気が少ないほどに著しくなることがわかっています。
また冬に身に着けることの多い、アクリルやナイロン、ポリエステル素材も電気物質が溜まることで静電気が起こりやすい傾向に。
そして寒い季節に身に着けることが増える厚手の素材は、Tシャツやカットソーに比べて繊維が厚いことで摩擦が生じ、摩擦時に静電気のもととなる電気物質がこすれ合ってバチバチとした刺激につながってしまうのです…。
衣類の静電気にもう悩まない!快適な着心地になる対処法
バチバチと刺激的で、ときには痛みも感じることがある衣類の静電気。
ニット系の素材が静電気のもととなるとは言っても、冬定番のアイテムをまったく身につけないのは難しく、おしゃれする気持ちもそがれてしまうものですよね。
ここでは衣類の静電気にもう悩まない、快適な着心地を維持するお手入れ術や素材選び、アイテムの組み合わせ術を詳しくお伝えしてみたいと思います。
柔軟剤に1時間ほどつけ置きしてから洗濯する
衣類のバチバチとした静電気が気になる場合は、洗濯をする前にあらかじめ洗面器に柔軟剤をとかしたぬるま湯を準備し、1時間ほどつけ置きしておくことがおすすめです。
柔軟剤はどんなタイプにかかわらず衣類の繊維の奥深くに水分を浸透させて保持することで、静電気の原因となる電気物質の発生抑制に働きかけます。
1時間程度のつけ置きであれば繊維のすみずみにまで柔軟剤の静電気ガード成分が染み込み、ふんわりまろやかな着心地も実感できるでしょう。
天然素材の衣類と組み合わせて着用
痛みを感じる静電気を未然に防ぐためには、身に着ける衣類の組み合わせの工夫も重要なポイントに。
静電気が起こりやすい化学繊維素材の衣類を組み合わせると、帯電する電気物質が増えてさらに摩擦が起こりやすくなり静電気につながってしまいます。
コットンやシルク、リネンやレザーといった天然素材の衣類と組み合わせることで静電気が起こりにくくなるため、素材に注目して身に着けるアイテムを選ぶようにしましょう。
静電気防止ミストを活用する
洗濯後の乾いた衣類に、お出かけ前の静電気予防に役立つ防止ミストは、スプレータイプよりも水分をたっぷりと含んでいることで衣類の乾燥を防ぎながら静電気対策に役立ちます。
静電気防止ミストは衣類にたっぷりのうるおいを与えることでやわらかな着心地にもなり、静電気や乾燥が原因の衣類のごわごわ、ざらざらした質感のリセットにも役立ちます。
100均やホームセンターではリーズナブルなのに大容量の静電気防止ミストが多数ラインナップされているので、早めの常備が安心ですよ。
おわりに
寒い季節になるたびに悩みの種だった衣類の静電気も、予防と対処法がいくつもあり、安心できたのではないでしょうか。
冬にマストな素材のファッションを安心に着用しておしゃれを楽しむため、静電気対策のアイディアをさっそくマスターしておきましょうね!
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