サラサラで軽やかな質感、肌触りのナイロン生地は、ワンピースやトップス、ボトムスにかかわらずに使用され、暑い季節には頻繁に身につける機会が増える素材でもあります。
そんなナイロン生地の衣類は、コットンやリネン素材に比べて質感が薄いので、アイロンがけのお手入れができるのか、生地がテカテカになってしまうのではないかと心配していませんか?
ここではナイロン生地の衣類がそもそもアイロンできるのか、正しいかけ方と注意しておきたいポイントをまとめてお伝えしていきます♪
ナイロン生地の衣類はアイロンできるの?
夏の定番の素材でもあるナイロンは、アイロンすることができるのでしょうか?
頻繁に着用するナイロン素材の衣類は、頻繁に着用するからこそシワやヨレが気になりアイロンがけをしていつもベストなコンディションに整えておきたいものですよね。
ナイロン生地が使われた衣類のアイロンがけは、基本的にはかけられるものの、コットンやポリエステル素材にアイロンがけをするよりも、温度を低めに設定しておく必要があります。
またナイロン生地にアイロンをかけるときは、余分な熱を与えてテカリやダメージが出てしまわないためにも、あらかじめ湿らせたハンカチを当ててその上からアイロンをかけることがポイントになります。
ナイロン生地の衣類のアイロンがけ!正しいやり方を解説
ナイロン生地を使った衣類をアイロンがけする場合は、トップスやボトムス、アウターなどのタイプにかかわらず、
- アイロンの温度を低く調整、設定すること
- ハンカチなどの当て布をしてアイロンをかけること
が基本的な方法になります。
ここからはさらに詳しく、ナイロン素材を使った衣類のアイロンがけの手順、正しいやり方をまとめて参考にしてみましょう。
アイロンがけは短時間で済ませることがポイント
ナイロン素材はさらさらと涼しい着心地、摩擦に強い丈夫な性質となっていますが、熱には弱く、間違ったアイロンがけをしてしまうと余計にシワやヨレができやすくなったり、素材そのものの破れや溶けるなどのトラブルが出やすい素材でもあります。
そのため、ナイロン素材のアイロンがけは、できるだけ短時間で、ひとつの部位に5秒以上当てないようササッとかけるようにしましょう。
色落ち、傷みを防ぐために裏側からアイロンを当てる
ナイロン素材の衣類はアイロンの熱のダメージに弱く、ファスナーやボタン回り、レースやパールなどの装飾がある部分は、どうしてもアイロンがけが難しく、長く熱を当ててしまう心配があります。
ナイロン素材のこのような部分は、素材が何重に使われ厚みがあるため、熱のダメージを与えないためにも素材の裏側からアイロンを当てるようにしましょう。
また裏側であれば凸凹感が少なく、アイロンの滑りもスムーズになって短時間でシワやヨレを直すことができますよ。
アイロンの熱が冷めるまで衣類を動かさないこと
ナイロン素材の衣類のアイロンがけをし、熱が冷めないままに急いでアイロンをかけてしまうと、熱の影響で動かした際にまたシワやヨレができ、二度手間になってしまうデメリットが。
ナイロン素材の衣類にアイロンを当ててからは、熱が冷めるとピンと伸びた状態が定着しやすくなるため、無理に引っ張ったり動かさないように注意しましょう。
~おわりに~
ナイロン素材は、レディース古着通販 YUVENIRの商品にも多く使われているので、アイロンの正しい使い方・注意点を押さえておくと、安心の購入とベストな状態を維持したままの保管ができるようになります。
ナイロンは暑い季節のヘビロテな素材となるため、ぜひお伝えしたアイロンがけの基礎知識を復習して、いつもベストな状態を維持しておいてくださいね♪
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