秋から冬にかけてのマストアイテム・ニットに、ほつれや虫食い、毛羽立ちがあると、愛着を感じていた分大きなショックを受けてしまいますよね。
今回は大切なニットによくあるトラブルを解決すべく、すぐにできる対処法とダメージを増やさないためのお手入れ法をわかりやすく解説!
お気に入りのニットを常に上質な状態に整えておくために、ほつれや虫食い、毛羽立ち別のお手入れと予防法をぜひ参考にしてくださいね。
ニットによくあるほつれや虫食い、毛羽立ちのお手入れと予防策!
お気に入りのニットにほつれや虫食い、毛羽立ちがあっても、すぐに新しいニットを新調するのは余計な手間やコストがかかってしまうものですよね。
サスティナブルなファッションライフを楽しんでいくためにも、ここではニットによくあるトラブル別のお手入れ・予防策をまとめてご紹介します。
ニットのほつれの対処法とお手入れのポイント
ニットのほつれは、結びついていたニット糸が切れた状態になり、ついそれを引っ張って余計にほつれが増えてしまった経験はありませんか?
ニットのほつれは他の衣類との摩擦や商品の劣化などが原因と言われていますが、実はとてもシンプルな方法でほつれをカバーしていくことができるんです。
もし、ニットのほつれのトラブルを見つけたら、まずは出ている糸を決して引っ張らず、裏側に手繰り寄せることからスタートしてみましょう。
ニットのほつれた部分を裏側に手繰り寄せ、ほつれから少し離れた部分のしっかりと縫い込まれている毛糸に縫い付けておくと、新品同様の状態に整えることができます。
そのニットをすぐに着る必要がある場合は、応急処置的に安全ピンでとめておくこともほつれがすぐに目立たなくなりますよ。
ニットの虫食いの対処法とお手入れのポイント
ニットの虫食いを見つけると、まわりにも気づかれてしまっていたのではないかと、ちょっぴり恥ずかしさも感じてしまうものですよね。
ニットの虫食いは湿気や汚れをエサにして虫が住み着いてしまうことが原因となっているため、着用後はブラシで汚れを落としたり、湿気の多い場所に保管しないよう、クローゼットや押し入れ、タンスのこまめな換気を心がけてみましょう。
ニットの虫食いを見つけたら、ニットの色味に合わせてタイツやストッキングを用意します。
虫食いの部分に同じ色味のストッキング・タイツの切れ端を当てて縫うと、ストッキングやタイツが持つ光沢が虫食いを目立たなくしてくれます。
ニットの虫食い部分にストッキングやタイツを縫い込む際には、穴の開いた部分の裏側からまつり縫いをして、そのまわりの毛糸を寄せ集めて軽く絞るイメージで縫い付けることがポイントです。
ニットの毛羽立ちの対処法とお手入れのポイント
ニットは素材の特性上、着用の頻度が増えていくたびに素材の弾力が失われ、表面にざらざらとした毛羽立ちが目立つようになります。
ニットの毛羽立ちをあらかじめ予防するためにも、繊維にハリを与えて流れを均等にする、柔軟剤や衣類用専用ブラシでのお手入れを心がけてみましょう。
また収納時は、他の衣類との摩擦を避けるために単体で収納したり、太めのハンガーを使って素材に空間を持たせることで毛羽立ちの予防に役立ちます。
ニットの毛羽立ちに気づいたら、素材をやさしく梳かしながら流れを整える、猪毛の衣料用ブラシや、100均などでも購入できる毛玉用ブラシ・クリーナーを活用しましょう。
毛羽立ちをけっしてこすらず、素材の流れに沿ってやさしく丁寧にブラシや毛玉取りクリーナーを当てていくことがポイントです。
まとめ
「もしかしてもう着れない?」と感じていた、ほつれや虫食い、毛羽立ちのあるニットでも、対処と予防法はいくつも展開されているんですね。
大切な衣類を次のシーズンも長く愛用することができるよう、日頃のお手入れをいっそう丁寧に、トラブルが出た際に役立つアイテムを早めに常備しておいてくださいね♪
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