ムートンブーツの基本のしまい方!シーズンオフの保管方法まとめ

室内でムートンブーツを手に持ち、収納袋と除湿剤の横で微笑む女性
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「ムートンブーツ、そろそろしまわなきゃ…でもどうやって?」

そんなふうに思いながら、毎年なんとなく靴箱に入れて済ませちゃってませんか?

実はこの“なんとなく保管”、カビや型崩れ、においの原因になることもあるんです

さらに、湿気の残りや保管場所の選び方によっては、見えないダメージが進んでしまうことも…

心あたりがある方は、きっとこんな気持ちじゃないでしょうか?

✅ 正しい保管の仕方がいまいちわからない

✅ 陰干しやお手入れ、どこまでやればいいの?と迷う

✅ 来シーズンも、お気に入りのブーツを気持ちよく履きたい

そんなあなたに向けて、この記事では、
ムートンブーツをしまう前のお手入れから、保管のコツ・やってはいけないNG例、便利なアイテムまでやさしくご紹介していきます。

たとえば、こんなことがわかります👇

🔍 型崩れやカビを防ぐ収納・保管の工夫

🔍 ムートンブーツの乾かし方・陰干しのコツ

🔍 NGな保管方法と避けたい意外な落とし穴

🔍 保管後に気をつけたいチェックポイント

お気に入りのムートンブーツ、来シーズンもふわふわのまま履けるように。

今日からできる保管術、一緒に見ていきましょう!

目次

ムートンブーツの正しいしまい方とは?

ムートンブーツをやさしく収納ボックスにしまう女性の様子

ムートンブーツを長く愛用するためには、「履かない期間の保管方法」がとても大切です。

間違ったしまい方をしてしまうと、型崩れやカビ、嫌なニオイの原因になってしまいます。

そこで今回は、ムートンブーツ 保管方法の中でも、特に押さえておきたい正しい手順とポイントをご紹介します。

簡単な工夫で次のシーズンも気持ちよく履ける状態を保てますので、ぜひ参考にしてください。

S.Matsushita

ブーツって、しまうときのちょっとした工夫で寿命が全然変わるんです。
大事にしている一足ほど、正しいしまい方で労わってあげましょうね。

しまう前にやるべき基本のお手入れ

保管前に汚れや湿気を残したままだと、カビやシミの原因になります。

しまう前には、必ず以下の手順で基本のお手入れを行いましょう。

  1. 表面の汚れを落とす
     柔らかいブラシでホコリや砂をやさしく払い落とします。
     特に縫い目やソールの溝に入り込んだ汚れは丁寧に取り除きましょう。
  2. 軽く乾燥させる
     風通しの良い日陰で半日ほど置き、内部の湿気を飛ばします。
     直射日光は色あせや硬化の原因になるので避けてください。
  3. 防臭・防カビスプレーを使う
     ムートン素材専用またはスエード対応のスプレーを全体に軽く吹きかけると安心です。
💡 ポイント
  • お手入れ時には必ず「ムートンブーツ」と素材に合ったケア用品を使用する
  • 乾燥とスプレー処理を同日に行うことで効果が長持ち
S.Matsushita

このひと手間を惜しまないだけで、次のシーズンに出した時の状態がまるで違いますよ。
特にムートンは湿気に弱いので、乾燥と防カビはセットでやってあげましょう。

関連記事:スエードブーツのお手入れに|あると便利なグッズと使い方を解説!
ムートンと同じくデリケートなスエード素材のお手入れポイントを紹介しています。

型崩れ・湿気を防ぐ収納グッズとしまい方の工夫

ムートンブーツ 保管方法で欠かせないのが、型崩れと湿気対策です。

しまい方を少し工夫するだけで、来シーズンも型がきれいなまま履けます。

  1. ブーツキーパーで形をキープ
     柔らかい素材のムートンブーツは、立てて保管すると重みで倒れやすく、
     そのまま癖がつくこともあります。専用のブーツキーパーを使うと形が崩れにくくなります。
  2. 除湿剤で湿気を吸収
     湿気はカビや臭いの大きな原因です。
     ブーツの中や収納ボックスにシリカゲルタイプの除湿剤を置きましょう。
    繰り返し使えるシリカゲル除湿剤(Amazon)なら、経済的で手間もかかりません。
  3. 収納場所は風通しの良い場所に
     クローゼットの奥など湿気がこもりやすい場所は避け、
     通気性のある布製の収納袋に入れるとより安心です。
💡 ポイント
  • 新聞紙は一時的な吸湿には便利ですが、長期保管には不向き(インク移りやカビのリスクあり)
  • 防虫剤を併用すると、虫食い予防にもなります
S.Matsushita

私が愛用しているのはこちら。ロングとショート用
サイズ調整もできて、収納中もブーツの形をきれいに保てます。

S.Matsushita

ちょっとした除湿や形キープの工夫が、ブーツの『持ち』を変えますよ。
大切な一足ほど、収納アイテムはケチらず選びたいですね。

関連記事:梅雨時期の古着の保管方法!上質なままの古着を維持しておこう
湿気やカビを防ぐための保管環境作りが詳しくわかります。

ムートンブーツの乾かし方と陰干しの注意点

ムートンブーツを保管する前に、内部までしっかり乾かすことはとても大切です。

湿気が残ったまましまうと、カビや臭いの原因になってしまいます。

  1. 陰干しでゆっくり乾かす
     直射日光は色あせや硬化の原因になるため、風通しの良い日陰で半日〜1日ほど乾かします。
  2. ブーツの中に除湿材やキッチンペーパーを入れる
     内部の湿気をしっかり吸収できます。
     ※新聞紙は長期保管には不向きですが、短時間の湿気取りなら有効です。
  3. ドライヤーはNG
     高温で一気に乾かすと、ムートンの毛が硬くなり、革部分が縮む可能性があります。
💡 ポイント
  • 雨や雪で濡れた場合は、乾かす前に泥汚れを軽く落とす
  • 乾燥後に防水スプレーをかけておくと、次に履くときの汚れ防止になる
S.Matsushita

ブーツは『乾かしすぎてもダメ』なんです。
ゆっくり優しく乾かしてあげるのが、ムートンにはいちばんです。

雨や雪で濡れたブーツを正しくケアして長持ちさせる方法を解説。

保管NG例|新聞紙やビニール袋は逆効果?

ムートンブーツ 保管方法で、実は避けたほうがいい方法があります。

よくやりがちな収納方法でも、長期的にはブーツを傷めてしまうことがあります。

  1. 新聞紙を長期間入れっぱなしにする
     一時的な湿気取りには効果がありますが、長く入れっぱなしにすると湿気をため込み、
     インクが移って変色することもあります。
  2. ビニール袋で密閉する
     通気性が悪く、内部に湿気がこもりやすくなります。結果的にカビや臭いの原因に。
  3. 直射日光の当たる場所に置く
     色あせや革の硬化を招きます。保管場所は必ず日陰で風通しの良い環境を選びましょう。
💡 ポイント
  • 湿気対策は「通気性」と「除湿」のバランスが大切
  • 長期保管では布製カバーや不織布袋の使用がおすすめ
S.Matsushita

便利そうに見える方法が、実はブーツを傷めてしまうこともあります。
大切な一足だからこそ、正しい方法で守ってあげたいですね。

カビやにおいのトラブルを防ぐには?

ムートンブーツに消臭スプレーをしている様子

ムートンブーツは保温性が高く、冬場の足元を快適にしてくれますが、その分湿気や皮脂がこもりやすく、カビや臭いが発生しやすい素材です。

正しい保管方法とあわせて、カビや臭いの予防策を知っておくことで、大切な一足を長く快適に履き続けられます。

S.Matsushita

カビや臭いって、一度つくとなかなか取れないんです。
だからこそ“発生させない”工夫が、いちばんの近道ですよ。

ニオイが気になるときの対策

ムートンブーツのニオイは、足の汗や皮脂、湿気が原因で発生します。

保管前にしっかり対策しておくことで、次のシーズンも快適に履けます。

  1. 中敷きを取り外して乾燥させる
     中敷きが取り外せるタイプなら、必ず外して陰干しします。
     湿気や汚れを逃がし、臭いの元を減らせます。
  2. 重曹パックで消臭
     通気性のある袋に重曹を入れ、ブーツ内に一晩置くと臭いを吸収します。
     使用後の重曹は掃除用として再利用可能です。
  3. 専用の消臭スプレーを使用する
     ムートンやスエードに対応したスプレーなら、素材を傷めずに消臭できます。
💡 ポイント
  • 芳香剤よりも「臭いの元を取る」方法が効果的
  • 保管中も定期的に風通しの良い場所で換気すると、臭い予防になる
S.Matsushita

ニオイは“閉じ込めない”ことが大事。
ちょっとの手間で、履き始めの気持ちよさが続きますよ。

カビが出たときの対処・広がる前のケア

ムートンブーツにカビが発生してしまった場合は、早めの対処が肝心です。

放置すると広がりやすく、素材の風合いも損なわれます。

  1. 柔らかい布でカビを拭き取る
     乾いた柔らかい布やブラシで、表面のカビをやさしく払い落とします。
     強くこすると毛並みや革を傷めるので注意しましょう。
  2. アルコールで殺菌する
     無水エタノールを柔らかい布に少量つけ、軽く叩くようにしてカビ部分を拭き取ります。
     水分はできるだけ避け、作業後はしっかり乾燥させます。
  3. 乾燥と予防スプレー
     陰干しで十分に乾かしたあと、防カビ・防水スプレーを全体に軽くかけておきましょう。
💡 ポイント
  • カビが広範囲の場合や革の変色がある場合は、専門のクリーニングを利用する
  • 保管場所の湿度管理も合わせて行うと再発防止になる
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カビは“早く・やさしく”が鉄則です。
大きく広がる前に、サッとケアしてあげてくださいね。

次のシーズンも気持ちよく履くために

シーズン終わりにムートンブーツをお手入れする女性

ムートンブーツは保管している間のケア次第で、次のシーズンの履き心地が大きく変わります。

しまったまま放置するのではなく、定期的なチェックやちょっとした習慣を続けることで、長くきれいな状態を保てます。

S.Matsushita

しまっている間も、ちょっと気にかけてあげるだけでブーツは応えてくれます。
来シーズンの“履き始め”を気持ちよく迎えましょう。

保管後に確認したいこと

シーズンが終わってムートンブーツを保管したあとも、定期的に状態を確認しておくと安心です。

  1. カビやシミの有無をチェック
     湿気が多い季節は、数週間ごとにブーツを取り出してカビやシミがないか確認しましょう。
  2. 除湿剤の交換
     除湿剤は時間が経つと効果が薄れます。
     表示を確認し、必要に応じて新しいものに取り替えます。
  3. 型崩れの有無を確認
     ブーツキーパーがしっかり機能しているか、形が変わっていないかをチェックします。
💡 ポイント
  • 長期保管中も「風通し」を意識するとトラブルを防げる
  • 季節の変わり目に一度チェックするだけでも効果大
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保管って“しまって終わり”じゃないんです。
ときどき顔を見せてあげるつもりで、状態を見てあげてくださいね。

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靴や衣類の素材に合った防水スプレーを選ぶポイントをまとめています。

長持ちのためのムートンケアの習慣

ムートンブーツを長くきれいに使うためには、日常的なケア習慣が欠かせません。

シーズン中から意識しておくと、保管時も安心です。

  1. 履いたあとはブラッシング
     表面のホコリや砂をこまめに落とすことで、汚れの蓄積や毛並みの乱れを防げます。
  2. 防水スプレーを定期的に使用
     週1回程度、ムートンやスエード対応の防水スプレーをかけておくと、汚れや水分が染みにくくなります。
  3. 連日同じブーツを履かない
     休ませる日を作ることで、湿気や型崩れのリスクを減らせます。
💡 ポイント
  • 小さな手間を積み重ねるほど、ブーツの状態は安定する
  • ケア用品は必ず素材対応のものを選ぶ
S.Matsushita

日々のちょっとした習慣が、数年先のブーツの姿を変えます。
大切にしたい一足ほど、手をかけてあげてくださいね。

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季節の変わり目にあると便利な保管・整理グッズを紹介しています。

おわりに(まとめ)

ムートンブーツは、正しい保管方法と日常のケア習慣を守ることで、何年も快適に愛用できます。

今回ご紹介した方法は、特別な道具や時間を必要とせず、今日からすぐに実践できるものばかりです。

この記事のポイント
  • 保管前には汚れ落としと十分な乾燥が必須
  • 型崩れ防止と湿気対策でトラブルを回避
  • 新聞紙やビニール袋など、逆効果になる方法は避ける
  • 定期的なチェックと日常ケアで長持ちさせる
S.Matsushita

大切に履きたいブーツほど、保管やお手入れで差がつきます。
ぜひこの冬の終わりから、来シーズンの履き始めを楽しみにできるケアをしてあげましょう。

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この記事を書いた人

古着の魅力と、暮らしに役立つ着こなしのヒントを発信中。
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