衣類の目立つ汚れは知らず知らずのうちについていることもあり、一般的な洗濯洗剤では落としきれないこともたびたびあるものですよね。
今回は衣類のガンコな汚れのお手入れに役立つ、漂白剤の種類とそれぞれの特徴、正しい使い方を解説!
衣類の目立つ汚れをクリアにして、清潔感と新品同様のコンディションを取り戻すために、便利で即効性のある漂白剤の種類や正しい使い方をぜひ参考にしてくださいね。
衣類のガンコな汚れに漂白剤!種類別の特徴とメリットをチェック
一般的な洗濯洗剤ではなかなか落としきれない、衣類の繊維の奥深くにまで染み込んでしまったガンコな汚れを、漂白還元しながらまっさらな状態に整えていく漂白剤。
汚れを落としきるだけではなく、漂白剤には除菌や消臭といったマルチな働きも備わっています。
衣類のガンコ汚れのお手入れに役立つ漂白剤は、塩素系・酸素系が主にラインナップされています。
ここでは漂白剤の種類別の特徴、詳しい用途を一緒にチェックして衣類のガンコ汚れのお手入れに役立てていきましょう。
塩素系漂白剤の特徴と用途
塩素系漂白剤は、衣類全体ではなく部分的に染み付いてしまった衣類のガンコな汚れに、ピンポイントで使うタイプの種類となっています。
そして塩素系漂白剤は、
- ポリエステル、ナイロン素材であり白い色の衣類
- 木綿、コットン
- 麻、リネン
という素材にのみ限定の使用しかできない特徴がありますが、次にご紹介する酸素系の漂白剤に比べると洗浄力が強いメリットがあります。
塩素系漂白剤はピンポイントで、部分的に汚れのある部分に馴染ませるシンプルな使い方なので、漂白剤に慣れていない方でも比較的すぐに使い慣れていくでしょう。
酸素系漂白剤の特徴と用途
酸素系漂白剤は、衣類全体に目立つ黄ばみやニオイ、除菌に役立ち全体に浸して使うことが基本になっています。
酸素系漂白剤のメインの成分となる酸素が、衣類の繊維の奥深くに浸透して汚れに密着し、洗い流す洗浄力が優れています。
また汚れが目立ちやすいホワイトやベージュなどのナチュラルなカラーの衣類をはじめ、プリント物など素材やデザインにかかわらずどんなタイプにも使用できる大きなメリットが。
漂白剤のお手入れに慣れていない方でも、酸素系漂白剤は素材やデザインにかかわらずに使用でき、常備しておくと汚れに気付いた際にもすぐに使えて衣類を清潔に、新品同様の状態にキープできますよ。
衣類のガンコな汚れに漂白剤!種類別の正しく効果的な使い方
衣類のガンコな汚れのお手入れに役立つ、漂白剤の種類別の正しく効果的な使い方をまとめてみました。
塩素系・酵素系にかかわらず、漂白剤を使う際は手荒れの予防にゴム手袋をしておくことがおすすめです。
さっそくポイントを押さえて、お気に入りの衣類の集中的なお手入れを始めてくださいね。
塩素系漂白剤の使い方
- 汚れの目立つ部分に100円玉硬貨くらいの大きさを馴染ませ、5分程度そのままにする
- いつもの手順で洗濯機に入れ、塩素系漂白剤をさらに指定の量入れる
- すすぎ2回脱水1回でお手入れをする
- 衣類をしっかりと伸ばし、風通しの良い涼しい場所で乾燥させる
酸素系漂白剤の使い方
- 洗濯桶に衣類と塩素系漂白剤100円玉硬貨くらいの量を入れる
- ふたつを十分に混ぜて馴染ませる
- いつもの手順で洗濯機にかけ、すすぎ2回脱水2回のお手入れをする
- 脱水後しっかりと衣類を伸ばし涼しく乾燥した場所で乾かす
おわりに
衣類の目立つ汚れに気付くとショックでおしゃれを楽しむ気持ちも失せてしまいますが、漂白剤の常備・活用で新品同様のコンディションに整っていくはず。
汚れの状態、衣類のデザインや素材に合わせた漂白剤の種類を正しく使い、まっさらで清潔な衣類に仕上げていきましょうね!
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