数多くの衣料品ブランドからリリースされているヒート系(あったか素材)インナー、そろそろ着用の季節が近づいてきていますね。
毎年着用し、新しく新調することも多いあったかインナーですが、
「数回着ただけなのにヨレ、毛玉、静電気がスゴイ…」と悩んでいませんか?
今回はこれからの時期にマストなあったかインナーについて、よくあるトラブルの原因と快適な着心地・丈夫な質感をキープするためのお手入れテクニックをご紹介します。
あったかインナーによくあるトラブル!ヨレや毛玉になる原因とは?
寒さが厳しい季節でもほっこりした温かみを長時間維持できるあったかインナー。
便利で役立つあったかインナーでも、洗濯をするたびにヨレや毛玉が目立って着用する気が失せてしまった経験はありませんか?
あったかインナーによくあるヨレや毛玉、静電気のトラブル別の原因をまとめてみました。
ヨレの原因
あったかインナーが数回着用・洗濯しただけでも伸びたりよれたりしてしまうのは、
- 脱水から取り出すときに強く引っ張っている
- 着用時、ハンガーにかける際に強く引っ張り過ぎている
ことが原因。
あったかインナーは下着のひとつだけあって一般的なカットソーやニットに比べると素材が薄く強度が弱いため、無理に引っ張ったり伸ばすような扱いをするだけで素材が伸びきってヨレやすくなるのです。
毛玉の原因
あったかインナーはベストやジレの中に着用することも多いので、毛穴があると使い物にならないとショックを受けてしまいますよね。
あったかインナーが毛玉になりやすいのは、
- 洗濯機、乾燥機による他の衣類との摩擦
- 素材に弾力を与える効果のある柔軟剤を使っていない
- 素材の薄さが摩擦の刺激を受けて毛玉状に変わりやすい
などの原因が考えられています。
またあったかインナーは皮膚の水分を熱に変えてポカポカ感を持続する仕組みでニットと似たような素材を使っているため、他の素材よりも摩擦に弱く、ちょっとした刺激に素材がこすれて毛玉になってしまうのです。
静電気の原因
あったかインナーを着用したらパチパチと静電気が起こって着用が不安になってしまった…。
誰にでもあるそんなよくある経験は、
- あったかインナーが水分を取り込んで熱に変えるため
- あったかインナーの素材が乾燥しやすいため
という原因があるからなんです。
つるっとしたなめらかな素材は水分を蒸発させずに溜め込む性質がある分静電気が起こりにくいと言われています。
逆にあったかインナーの場合は、静電気の原因となる素材の乾燥が生じやすいことでパチパチとした刺激が出やすくなるのです。
あったかインナーを心地よく着るために。正しいお手入れ法
あったかインナーは洗濯機で洗えないことは決してないのですが、洗濯機や乾燥機を使うよりも手洗いをした方がヨレ・毛玉・あ静電気のよくあるトラブル防止につながります。
毎シーズン新しいあったかインナーを新調するのは負担がかかってしまうため、ここでは手軽な方法で上質さと快適な着心地を切プできる、正しいお手入れ法を押さえておきましょう。
①ネットに入れる |
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②擦らず揉み込まず、押し洗いをする |
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③自然乾燥 |
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おわりに
これからの季節、出番が頻繁になってくるあったかインナー。
このインナーが持つなめらかな質感、ほっこり温かみのある着心地を長くキープするために、やさしさ第一のお手入れを心がけていきましょうね♪