ニットやカットソーにかかわらず、これからの季節のヘビロテワードロープとなるタートル。
タートルは襟元の高さがアクセントになったアイテムでもあるため、着用の際に襟の伸びに気づくと、もう直せないのではないかとショックを受けてしまいますよね。
今回はタートルの襟が伸びていることに気づいた際にできる、お手軽な直し方とこのトラブルを未然に予防する日頃のお手入れ法をわかりやすくお伝えしていきます。
タートルの襟が伸びている…!元通りに直す方法
タートルニットやカットソーの襟が伸びていることに気づくと、せっかくのコーディネートもルーズな印象に見えてしまってショックですよね。
タートルの襟はお手入れや着用の頻度が増えるたび、素材の特性上伸びることは完全に避けられないものの、ピンと立ち上がった素材の弾力を取り戻す方法があるんです。
ここではさっそく、伸びてしまったタートルの襟を直すおすすめの方法を見ていきましょう。
マチ針を当てながらのアイロンで補正
タートルニットやカットソーの襟が伸びていることに気づいた時点ですぐにできる直し方が、マチ針とアイロンを使った補正法。
タートルの襟の伸びている部分を他の部分と重ね合わせるようにマチ針でとめ、その状態のまま上からアイロンをかけてみましょう。
この時、アイロンのスチームを当ててしまうと余計に伸びた襟元がやわらかくなってカタチが崩れてしまうおそれがあるため、アイロンを当てる際はドライモードに設定してかけていくことがポイントになります。
乾燥機にかけて伸びを直す
タートルニットの襟の伸びに気づいたら、乾燥機を使ったお手入れを試してみましょう。
乾燥機を使ったお手入れは、伸びてしまったタートルの襟の立ち上げに役立つばかりではなく、特にニット素材に起こりやすいヨレやシワ、たるみの改善にもおすすめです。
長い時間乾燥機にかけてしまうとタートルの素材が硬くなって余計にサイズが小さくなるおそれもあるため、乾燥機使用の際は従来の時間の半分に調整してかけることがポイントですよ。
タートルの襟を伸ばさないために!日頃できるお手入れ法
タートルの襟のピンと張った立ち上がりは、それだけで新品同様のコンディションを保っているような安心感がありますよね。
お気に入りのタートルニットやカットソーの襟の伸びをできるだけなくしていくために、日頃からしておきたい効果的なお手入れ法をまとめてご紹介します。
ハンガーを通す時のポイント
毎日忙しい時間を過ごしていると、タートルをハンガーにかける際に、ついつい襟を引っ張ってハンガーを無理くり押し込めたようなかけ方をしていませんか?
タートルの襟を伸ばすようにハンガーを無理に押し込めてかけてしまうと、このやり方をするたびに素材が伸びやすくなってしまうため、ハンガーはタートルの下からそっと入れて最後に首に通すようにしましょう。
タートルの下からハンガーを入れると、襟を無理に引っ張らずにハンガーの頭の部分をスッと外側に引き出すことができ、襟元のピンとした立ち上がりが維持できるようになりますよ。
脱水後の手アイロンで伸びを予防
タートルの襟の伸びを予防していくためには、脱水後、ハンガーにかける前のお手入れにも重要なポイントがあるんです。
タートルを洗濯して脱水をかけたら、ハンガーにかけて干す前に、
- 襟部分を軽くトントンとしてシワやたるみを伸ばす
- タートルの襟本来のカタチに補正するイメージで、手アイロンでシワやヨレを伸ばしていく
というお手入れを欠かさずに行うと、乾燥する段階で襟がピンと立ち上がり、伸びの予防につながりますよ。
まとめ
タートルは襟が伸びやすい性質を持っているからこそ、日頃のお手入れを丁寧に行うことが予防の大きなポイントになります。
これからの季節はさらに着用が増えてくるタートル、襟元のアクセントを活かしたおしゃれを楽しむため、伸びを直すアイディアと予防策を早めにマスターしてくださいね!
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