大切な衣類のニオイや虫食い、カビなどのトラブルはもしかすると、クローゼットの使い方に問題があったり、お手入れが十分ではないことが原因になっているのかもしれません。
高温多湿の環境が常のクローゼットは、正しい使い方・管理をしていないと、大切な衣類にイヤなニオイが染み付いたり、カビや虫食いが起こって余計におしゃれをする気持ちが半減してしまう心配も…。
今回は意外に見落とすことも多い、衣類トラブルの原因となる間違ったクローゼットの使い方とそれぞれの安心解決策をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
NGなクローゼットの使い方~換気が十分ではない~
毎日を忙しく過ごしていると、クローゼットの換気が十分ではなくなることも少なくはないでしょう。
ですが換気が十分ではないクローゼットをそのままにしてしまうと、特に厳しい暑さが続く毎日は、ありとあらゆる衣類トラブルが出やすくなります。
ここでは換気が十分ではないクローゼットの問題点と解決策についてまとめてみました。
換気が十分ではないクローゼットの注意点
換気をしても一時的、そもそもの換気をしていない、そんなクローゼットは暑い季節は特に内部が高温多湿の状態になります。
ダニや虫食い、カビの繁殖は、湿気をエサにして増えてしまうと言われているため、換気が十分でないクローゼットはダニやカビの温床となり、どんなに質の良い衣類でもダメージがすぐに出てしまう心配があるのです。
クローゼットの換気ポイント
ダニやカビ、虫食いのよくある衣類トラブルを防ぐためには、クローゼットを半日以上換気することが効果的です。
ついつい閉め切ったままにしておくことが常のクローゼットは、これからは掃除をするタイミングでドアを開け、半日以上そのままのするよう心がけてみましょう。
クローゼットに常に新鮮な風や空気が入り込めば、ダニやカビのエサとなる湿気が追い出されて気になる衣類のニオイトラブルの予防にもつながりますよ。
NGなクローゼットの使い方~衣類を詰め込み過ぎている~
クローゼットはそもそも衣類を収納する用途があるため、隙間なく詰め込んで有効活用しようという考えを持つことが多いですよね。
ですがクローゼットに隙間なくモノや衣類を詰め込んでしまうと、あらゆる衣類トラブルの原因になる心配が…。
ここではNGなクローゼットの使い方、詰め込み過ぎの影響と解決策についてご紹介します。
詰め込み過ぎによる衣類への影響
クローゼットの隙間を有効活用しようと衣類やものを詰め込み過ぎてしまうと、湿気がこもって逃げ場がなくなり、ダニやカビの温床になる心配があります。
また詰め込み過ぎのクローゼットは、見た目も乱雑に写ってしまい、日頃の管理や片付けに余計な手間暇がかかってしまう心配も。
さらに隙間のないクローゼットは、どこにどのアイテムを保管しているのか把握が難しくなるというデメリットもあるんですよ。
クローゼットの収納ポイント
クローゼット内の見た目をキレイにさらには衣類トラブルを防ぐためには、収納した衣類に5㎝程度の隙間があることが理想です。
この隙間が湿気を逃がし、常に新鮮な空気と風を入れ込んで大切な衣類の上質さを守るため、衣類を密着させない収納を心がけてみましょう。
またクローゼットの床部分には直接衣類を置かず、衣類の収納袋やプラ製の箱などにしまっておくと、見た目もキレイになりどこにどのアイテムがあるか、衣替えもスムーズになりますよ。
おわりに
意外に知られていないのですが、クリーニング袋がかかったままの衣類保管も湿気がこもってニオイや虫食いの原因になることがあるんです。
クローゼットのNGな使い方はついつい見落としてしまい習慣になっていることもあるので、このコラムをきっかけに丁寧な管理と使い方をマスターしてくださいね。
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