まだまだ寒さが気になるこの季節でも、春へのファッションの移り変わりは本当に早いと感じますよね。
春の定番アイテムとなるブラウスは、冬素材のワードロープに比べて素材が薄く、シワやヨレになりやすい特徴があるので、今から早めに正しいお手入れをマスターしておきたいもの。
今回はもうすぐ出番の春のワードロープ・ブラウスの品質を良いままに維持する上手なお手入れ方法をお伝えしていきます。
もうすぐ出番の春ブラウス!正しい洗濯方法は?
繊細な素材が使われていることも多い春のブラウスについて、ここでは正しく基本的な洗濯方法を一緒にチェックしてみましょう。
適切な洗剤選び
デリケートな素材のブラウスを傷めず、品質を良いままに維持するためには、洗濯時に使う洗剤のタイプにも着目しておくことが大切です。
ここではブラウスの洗濯表示に合わせて選ぶべき洗剤のタイプをまとめてみました。
- 洗濯表示に中性の表示がある場合:おしゃれ着用洗剤
- 洗濯表示に中性の表示がない場合:蛍光剤配合の一般衣料用洗剤
洗濯前の前処理
タンスやクローゼットから長く眠っていたブラウスを取り出した際、これまでには気付けなかった汚れが目立つ、なんて経験はありませんか?
春のブラウスを洗濯する前には、
- エリや袖口の汚れに専用の洗剤を塗布しておく
- 洗剤の容器の先で軽くこすって洗剤を馴染ませる
というふたつのメソッドを完了しておくことで、洗濯時に時間をかけずに気になる汚れを洗い流すことができますよ。
洗濯はネット使用で
春素材のブラウスは他の衣料による摩擦や脱水のダメージをダイレクトに受けやすい、デリケートな部分があります。
他の衣類や脱水時の素材への摩擦やダメージを抑えるために、ブラウスの洗濯時は欠かさずにネットを使うようにしましょう。
また春ブラウスのデザインによっては、襟や袖口にビジューやパール、ビーズなどの装飾が施されているものもあります。
この場合はブラウスを裏返しにしてネットに入れて洗濯をすると、大切な装飾のゆるみやほころびを防ぐことができますよ。
揉み洗いは中央部分だけ
ブラウスのエリや袖口の汚れが気になり、ゴシゴシと擦り洗いをして素材にシワやヨレ、伸びが気になってしまった経験はありませんか?
ブラウスはその素材の特性上、襟や袖口が伸びやすくなっているため、揉み洗いをする際には中央部分だけにとどめておくことがおすすめです。
もうすぐ出番の春ブラウス!正しい干し方は?
洗濯が終わった後、ブラウスを正しく干すことも素材の上質さを維持し、適度なハリとツヤのある質感を維持するポイントになります。
ここではもうすぐ出番の春ブラウスの洗濯後の、正しい干し方を一緒に学んでみましょう。
脱水後にすぐにシワを伸ばす
洗濯機で脱水をし、ブラウスを取り出したら、できるだけ時間を置かずにシワを同じ方向に伸ばすことがポイントになります。
- エリと袖口:親指に強い力を入れて、指アイロンのイメージでシワを伸ばす
- フリルがある場合:両方の親指でフリル部分を掴み、横方向に真っ直ぐに伸ばしていく
- センター部分:手のひらを垂直に置き、横に引き伸ばすように手アイロンを施す
シワを伸ばすことで素材のハリやしなやかさが戻り、乾いた後のアイロンの手間もカットすることができるでしょう。
直射日光を避けて涼しい場所に干す
ブラウスのシワ伸ばしが完了したら、サイズの合った太めで固定力・安定力のあるハンガーにかけ、直射日光を避けた涼しい場所で乾かしましょう。
まとめ
ブラウスの正しいお手入れを早めに押さえておくと、本格的な春の訪れのシーンにも慌てることなくブラウスのオシャレが楽しめるはず!
今日からさっそく、ブラウスの素材やデザインに応じたお手入れアイディアをいくつもマスターしていきましょうね。